こんにちは管理人のサトウです。
今回は滞納が常習化しているおじいさんが借金で夜逃げしてしまったという珍しい体験談です。
さっそく見ていきましょう。
【不動産投資体験談】滞納常習おじいさんが借金で夜逃げしました
祖母から受け継いだ大阪府豊中市にある木造2階建てアパートを経営する事になり会社員と両立しています。
家賃の徴収は基本的に銀行振り込みで自動的に振り込まれる仕組みなのですが、ある一人の方の場合は手渡しで頂いていました。
70代のおじいさんでしたが銀行口座を保有しておらず、光熱費などもコンビニ決済にしていたので、家賃の振り込みも出来ずに月末に家賃を徴収に伺っていました。
家賃の滞納で払わない月が何度かあり、経営をしている以上きちんとしなくてはいけないと思い、銀行口座を作って毎月自動的に収めてくれるようにお願いをしました。
ですが銀行は嫌いだと言われ、どうしても作ってくれないのです。
どれだけ催促をしても納得をして頂くことが出来ず、諦めて毎月徴収に伺うことにしました。
居留守を使って家賃滞納3か月
ところがある日の事です。月末に伺っても留守になっており何度声を掛けても返事が無いのです。
電話をしても出る事が無く、用件を伝える事も出来ないのです。
しかし、おかしな事に部屋に訪れて声を掛けると、電気が点いて中に居る筈なのに返事も無く、しばらくすると電気が消えます。完全に居留守を使っている状態でした。
何度伺っても応対をする様子も無く一向に連絡が取れないのです。
家賃の滞納も3ヶ月を超えてしまい、このままでは法律的にも引っかかるので強制退去もありえます。
しかし、何十年も住んでいる方なのでそんな事をしたくありませんので、とりあえずお話でもと思っていた所、完全に連絡が取れなくなり部屋にいる気配も無くなってしまったのです。
闇金業者から連絡が
おかしいと思いましたし、どこかに逃げたのかと思ったのですが、その矢先に見ず知らずの方から家に一本の連絡が入ったのです。
例のおじいさんにお金を貸しているのだが、どこに行ったのか知らないかと言われたのです。
なにか借金をしていた様子で探していたらしいのですが、こちらも知らないので探している状態だと伝えました。
そのときは相手も理解をしたのか直ぐに電話を切りましたが、度々連絡が入るようになり、本当に知らないのか黙っているんだろう、とこちらの事まで疑い出して来るのですから迷惑な話です。
話を聞くとギャンブルに嵌っており100万円を借りて逃げているという事だったのです。
また、身元が分かるので銀行口座も作る事ができず、それで振込みが出来ない訳が分かりました。
結局は半年程して連絡が取れ息子さんが全て払ってくれたのですが、家賃で揉めるとは思っていなかったですし、アパート経営は苦労をすると思いました。
(体験談は以上です)
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